英検の単語が覚えられない…
英検単語の覚え方がわからない…
そんなふうに困っていませんか?
英検合格のためには単語の暗記は避けて通れません。単語を効率的に覚える方法を知っている人が、最短で英検に合格できるのが事実です。
私も独学で英検1級に合格する過程で、色々な学習法を試しました。英語学習本を何十冊も読み、色々な人の暗記法を参考にしました。
結果、1日30分程度の学習で10,000単語を覚え、英検1級に合格できました。
私自身だけでなく、累計数千名の生徒さんにも同様に英検単語の覚え方を指導していきました。
英検単語を覚えるのに、特別な才能なんていりません。特別な暗記力など不要です。
正しい覚え方を知り、コツコツと継続する。それだけです。
今日は私自身が英検1級に合格するために行い、かつ数千名の生徒を対象に行った英検指導の経験から、効果的な英検単語の覚え方を超具体的に解説したいと思います。
かなり具体的に解説しているので、読んだ内容をそのまま取り組めます!ぜひ、最後まで読んでみてください!
今回の「英検単語の正しい覚え方」を読むメリット
- 英検単語の正しい覚え方が具体的にわかる!
- オススメの英単語教材がわかる!
- 1日30分程度の「ながら学習」でサクサク英検単語が覚えられるようになる!
岡山 太|英語4技能コーチ
- 20歳から独学で英検1級・TOEIC 900点・TOEFL iBT 100点を達成し英語が話せるように
- 累計生徒数千名の英検指導を経験
- 小学生で英検準1級・中学生で英検1級・高校生を短期で英検準1級合格など指導実績多数
- 株式会社明光ネットワークジャパンにて、生徒数千名を輩出した英語スクールの事業責任者などを歴任
英検単語をなぜ覚えられないのか?間違った覚え方で取り組んでない?
(画像)
過去、多くの生徒さんの英検指導を行ってきましたが、「英検単語が全然、覚えられないんです…」と嘆く人にはある共通点があります。
まずは「英検単語の間違った覚え方」を説明します。
自分がこれらに当てはまっていないか、チェックしてみてください。
英検単語を発音せずに覚えようとしている
まず一つ目のパターンは、発音をせずに英検単語を覚えようとすることです。
「耳」や「口」を使わずに英語を勉強するのは、英単語暗記に関わらず、学習効果が激減します。
英語は「言語」。言語なら「耳」と「口」を使って学習するのが当然です。
また、正しく発音できないまま英単語を覚えてもリスニングが上がりません。
そうした点からも「発音せずに英検単語を覚えようとする」のは学習効率がかなり下がってしまうのです。
英検単語を和訳だけに頼って覚えようとしている
リスト型の英検単語帳は英単語とその和訳が載っています。
結果、「英語を見て和訳が言えるようにすること」を目標に英検単語を覚えようとする人が大変多いです。
しかし、これも学習効率が下がります。なぜならこうした「和訳グセ」も英語力向上を妨げる原因だからです。
では、どうすればいいの?
答えは「イメージ」を使って英検単語を覚えていきます。
「イメージを使った具体的な学習法」は後ほど詳しく解説します!
英検単語を「1日20単語、その次の日は次の20単語…」というふうに覚えようとしている
これも多くの人が本当によく陥るパターン…。
例えば、月曜日にNo.1~20の英単語をガムシャラに覚えます。
次の日は同じやり方でNo.21~40の英単語を覚える。
次の日はNo.41~60の英単語を覚える。
こうして4日目あたりには、月曜日にやったNo.1~20の英単語をほとんど全て忘れてしまうわけです。そして「英単語が覚えられない…」とモチベーションを下げて挫折してしまう…。
これも間違った英検単語の覚え方の1つです。
正しい覚え方は、「覚えたい100単語には1週間、毎日触れる」です。
こちらも具体的なやり方は後ほどご説明しますね!
英検単語を書いて覚えようとしている
英検単語を覚えようと、ひたすらノートに書いて覚えようとする人がいます。
これも効率が悪いです。
まず、書いて覚えるのは時間がかかりすぎます。
でも、スペルも覚えないとライティングで使えないのでは?
そう思う人もいるかもしれませんが、単語帳の単語を全て書けるようにする必要は全くありません。
英単語には、インプット単語とアウトプット単語というものがあります。
インプット単語とアウトプット単語
- インプット単語|リーディングやリスニングで理解できる英単語
- アウトプット単語|スピーキングやライティングで運用できる英単語
そして、インプット単語の方がアウトプット単語よりも圧倒的に多く覚えるのが自然です。だから、単語帳の英検単語はとりあえずインプット単語として覚えてしまえばいいのです。
スピーキングやライティングで使える英単語は、実際のスピーキング・ライティング練習の過程で覚えていった方が断然、効率がいいです。
こうした理由から、「英検単語を書いて覚える」も効率が悪いと言えます。
英検単語を勉強する時間が1日のなかで決まっていない
あなたは、1日のなかでいつ英検単語を勉強するか決めていますか?
なんとなく、やる気が出たら単語帳を開くことにしてます
他の勉強が終わって寝る前、時間が余ったら単語を覚えてます
もしあなたがこうした状態だと、恐らく英検単語を覚えるのに苦戦しているはずです。
では、どうすればいいのか?
答えは「『ながら学習』でできる英検単語の勉強時間を1日の中で確保する」です。
こちらについてもオススメの学習法を後ほどご説明しますね!
あなたは何個、当てはまる?「英検単語の間違った覚え方」
- 発音せずに覚えようとしている
- 和訳だけに頼って覚えようとしている
- 「1日20単語、その次の日は次の20単語…」というやり方で覚えようとしている
- 書いて覚えようとしている
- 英検単語を勉強する時間が1日のなかで決まっていない
まずは目標級の「英検でる順パス単」と「英検過去問」を購入しよう
ここまで、「英検単語が覚えられない…」と嘆く人が陥りがちな「間違った英検単語の覚え方」を解説してきました。
もしあなたが今、こうしたやり方に陥っていても気にしないで大丈夫です!
今から、誰もが英検単語を覚えられるようになる具体的な方法を詳しく解説していきますので。
まず、最初にやって欲しいのは教材の購入です。
買って欲しい教材が2冊あります!
1つ目が「英検でる順パス単シリーズ」です。
もう一つが「英検の過去問」です。
まずは、自分が受ける目標級の「パス単」と「過去問」を購入してください!
英検単語の具体的な覚え方をステップごとに徹底解説!
教材は購入できましたか?
ここからは実際に、でる順パス単2級を使った具体的な英検単語の覚え方をステップごとに解説していきます。
1日単位でやることを明確に指定してますので、具体的な覚え方がわかるようになっています!
1日のなかで英検単語を勉強する時間を決める
まず最初に、毎日英検単語を勉強する時間を決めます。
当たり前のことですが、これをやらない人が意外に多い…
だいたい1日30分程度確保できれば十分です。
ポイントは「毎日、必ず確保できる時間」を英検単語の勉強時間に充てること。
私のオススメは「通学・通勤中の電車の中」です。
英単語は机に向かって勉強してもいいですが、単語帳さえ開ければ立ちながらでもできますよね。
机に向かえる時間は、ライティングやリーディングといった机の上じゃないとできない勉強をする。
一方、英検単語の暗記は通学・通勤の電車の中の時間を有効活用して覚えてしまう。
こうした「ながら学習」を駆使することで効率的に学習時間を増やしていけます。
私も「通勤電車に乗ったらとりあえず英単語帳を開く」を習慣にしてました!
1週間で覚えたい(最低)100単語をピックアップ
英検単語を覚えるポイントは、「覚えたい英単語に1週間、毎日触れる」ことです。
1日20個ずつ、毎日違う英単語を覚えようとしても、3〜4日目には初日に覚えた英単語を忘れてしまいます。だから、覚えたい英単語は最低でも1週間、毎日触れる!これが鉄則です。
さて、1週間で覚える単語数は最低でも100単語を目安としましょう。
慣れてくれば15分程度で100単語は触れられるようになります。
ちなみに「最低でも100単語」なので、余裕がある人や短期で英検に合格しないといけない人は「1週間で200単語」など、多めの単語数を目標としてももちろんOKです。
1〜2日目|正しく発音できればOK
1週間、毎日同じ単語に触れることはわかりました。
ここからは、どういったやり方で英検単語に毎日触れていくのか、日別で具体的に解説していきます。
1〜2日目は、ピックアップした(最低)100単語を音読していき、正しく発音できればOKとします。
発音できない単語はリスニングできません。そして英検にはもちろんリスニング問題も出題されます。
だから必ず正しい発音も覚えていくこと。
発音記号が読めるなら発音記号を読む。発音記号が読めないならパス単についている音声を聞きながら発音を確認する。
ちなみに単語の音読は、「口パク」でもOKです。電車の中など、声が出せない環境で英検単語に取り組む際は口パクで学習していきましょう。
口パクでも、実際に発音しているのと同じ脳の箇所が活性化されることが研究でわかっています!
3〜4日目|例文を読んでイメージできればOK
英検単語を発音できるようになったら、3〜4日目は例文を使って学習していきます。この時、必ず意味をイメージするようにしましょう。
「イメージを使った英検単語の覚え方」を解説しますね。
例えば上記の'”create”を覚えるとしたら、例文である“create new jobs”を音読して意味がイメージできるかを確認します(意味のイメージについては後述)。
例文を音読してイメージできなかったら和訳をチェックします。
「新しい仕事をつくり出す」という意味であることがわかりました。
和訳をチェックして満足せず、イメージを頭の中で作ります(例えば、上のイラストのように)。
“create”は「つくり出す」なので、ゼロから何かを生み出すイメージ。
“new jobs”では、仕事をしている男性をイメージしました。
今回覚える単語は”create”なので、“create”(つくり出す)部分のみをより強くイメージします(上図参考)。
ここまでできたら次の単語(上図の場合は”cause”)に移って、同様にステップ1〜4を行い例文を使ってイメージしていきます。
このやり方で、1日(最低)100単語にイメージしながら触れます。
これが、イメージを使った英検単語の覚え方です。
なぜ例文とイメージを使うのでしょうか?
1つ目の理由は、文脈の中でイメージを使った方が記憶に定着しやすいからです。
もう一つの理由は、和訳グセから脱却するためです。
日本人の多くが英語ができない理由がこの「和訳グセ」です。
英語を見たり聞いたりすると瞬時に和訳して、日本語で思考してしまうクセがありませんか?これが「和訳グセ」です。
結果、リスニングが聞き取れない、リーディングでもかなり時間がかかる、といった状態に陥ります。
和訳を活用するのはOKです。ただし英語を「イメージするために」和訳を活用するという意識を忘れないでください。和訳はゴールでありません!イメージがゴールです!
このイメージ化ですが、慣れるまでは少し難しいと感じるかもしれません。けど、大丈夫!誰でもすぐに慣れます。
慣れたらサクサクとイメージできるようになっていくので焦らず、「イメージ!イメージ!」と意識しながら取り組んでみてください。
「イメージ化」は英検単語の学習だけでなく、リスニングやスピーキングなど英語4技能全体を伸ばしてくれるのでとってもオススメです!
5〜6日目|単語のみを見てイメージできればOK
3〜4日目は例文を使って英検単語の意味をイメージしました。
5〜6日目は単語のみを見てイメージできるようになることを目標に学習していきましょう。
英単語のみを見て意味をイメージしてみましょう。
すぐに和訳を確認し、イメージが合っていたかをチェックしましょう。
イメージができなかった場合、もしくはイメージが間違っていた場合は例文を見て、改めてイメージを作り直します。
例文でイメージを作ったら、改めて覚えるべき単語(今回は”create”)の意味をより強くイメージします。
ここまでできたら次の単語(上図の場合は”cause”)に移って同様にステップ1〜4を行います。
このやり方で1日(最低)100単語にイメージしながら触れていきます。
英単語だけでイメージをしてみて、できなったら例文を使ってイメージ。それもできなかったら和訳を使ってイメージ、という形で学習していきます。
英単語を見るだけでイメージできればどんどんと次の英単語を進んでしまってOKです。英単語だけ見てもイメージができかった時だけ例文を活用しましょう。
7日目|予備日(余裕があれば5〜6日目と同じ)
7日目は予備日としています。
1〜6日目にしっかり取り組めたら7日目はお休みしてもいいですし、余裕があるなら5〜6日目と同じやり方で7日目も取り組むといいでしょう。
私の場合は、英単語は基本毎日、学習しています!無理のないペースで進めていきましょう!
英検単語帳1周目|英検過去問リスニング勉強を並行して行う
ここまで説明した学習を進めて、パス単をまずは1周終わらせてしまいましょう。
その際、英検過去問のリスニング勉強に並行して取り組むのがオススメです。
英単語は様々な場面で出会うことで定着していきます。
単語帳で触れた英単語に過去問でも出会うことで、「あ!これ、単語帳にもあった!」と記憶が定着していくわけです。
パス単の英単語はもちろん英検過去問にもたくさん出てきます。だからパス単と過去問を並行して学ぶことで、効率的に英単語を覚えていくことができるわけです。
では、なぜ「リスニング」なのか?
それは、リスニングで扱われる英単語が一番簡単だからです。
英検問題における英単語の難易度
- 最も簡単|リスニング
- 次に簡単|リーディングの大問2以降
- 最も難しい|リーディング大問1の「語彙問題」
パス単1周目が終わるまでは、リーディング問題は単語が難しすぎて読解しきれないことがよくあります。これだと学習効率が下がります。
一方、リスニング問題で扱われる英単語は比較的簡単です。だからパス単1周目を学習しながらまずはリスニング勉強に取り組むことで、効率的に英検単語を覚えつつ最速で英検合格に近づくことができます。
英検単語帳の2周目以降の取り組み方
英検単語帳は1周で終わらせることなく、何周もしましょう。
目標級に合格するまでは何周でも復習するのが基本ですよ!
ここからはパス単を2周目以降、復習する場合のやり方を説明します。
3日で100〜200単語、1週間で200〜400単語のペースで触れる
まず、2周目以降の学習ペースです。
1周目は最低100単語に1週間毎日触れて学習したと思います。2周目以降はそのペースを早めます。
1週間かけていた学習を3日に短縮しましょう。例えば、3日で100〜200単語に触れていきます。そうすれば1週間で200〜400単語に触れられます。
3、4周目になればもっと速いペースで学習できると思います。サクサク単語学習が進んで時間が余るようでしたら1週間で500、600単語とどんどんペースを上げていきましょう。
「単語のみを見てイメージできればOK(1周目の5〜6日目の学習)」だけ行う
2周目以降は、英単語だけ見てイメージできるかのを目標にした学習のみでOKです。
1周目では5〜6日目に取り組んだ学習法ですね!一応、改めて下にやり方を載せておきます!
英単語のみを見て意味をイメージしてみましょう。
すぐに和訳を確認し、イメージが合っていたかをチェックしましょう。
イメージができなかった場合、もしくはイメージが間違っていた場合は例文を見て、改めてイメージを作り直します。
例文でイメージを作ったら、改めて覚えるべき単語(今回は”create”)の意味をより強くイメージします。
ここまでできたら次の単語(上図の場合は”cause”)に移って同様にステップ1〜4を行います。
このやり方で1日(最低)100単語にイメージしながら触れていきます。
英単語だけイメージできなかったら例文もチェックしましょう。発音がわからなくなったら必要に応じて音声も聞くといった学習も必要ですよ。
英検単語帳2周目以降|英検過去問リーディング勉強(大問1以外)を並行して行う
パス単1周目の時は、英検過去問リスニングと並行して学習を進めていきました。
2周目以降は英検過去問リーディングの勉強を並行して進めていきましょう。
ただし、大問1は飛ばし、大問2以降のリーディング問題に取り組むのがオススメです。
英検リーディング大問1の語彙問題は異様に単語レベルが高いです。なので、まずはリーディングの中でも大問2以降の問題(長文問題など)に取り組みましょう。
パス単を1周しているのであれば、リーディング大問2以降の問題に出てくるほとんどの単語については一度は単語帳で出会っているはずです。
パス単2周目以降の復習も継続しながらリーディング大問2以降の長文問題にも挑戦することで単語を定着させ、リーディングの点数も上げていきましょう。
リーディング大問1の正答率が上がらずに合格できない場合の対処法
パス単に2周、3周と取り組みつつ、英検過去問のリスニングとリーディングの勉強を進めてきました。
リーディング大問2以降もある程度点数が取れるようになったら、リーディング大問1の問題を解いてみましょう。
ただし、できなくてもショックを受けないでください!英検はリーディング大問1の語彙問題だけ異様に単語レベルが難しいからです。
ここまでしっかりとパス単2周、3周と復習しながら英検過去問にも取り組んでいたら、リーディング大問1もある程度点数が取れるはずですし、全体の合計点では合格点を取れる力は付いているはずです。
しかし、それでももしまだリーディング大問1の正答率が上がらずに合格できない場合はどうしたらいいか…
以下、2つの単語帳学習を検討しましょう。
1つ上の級の「でる順パス単」に取り組む
まず1つ目の戦略は、1つ上の級の出る順パス単に取り組むことです。
リーディング大問1の語彙問題では、1つ上の級に出てくるような難しい単語も平気で出てきます。
だから、もしあなたが英検2級のリーディング大問1の正答率を上げたいなら「パス単準1級」にも取り組む。こうした形で1つ上の級のパス単にも取り組むことをオススメします。
同じ級の「英検単熟語EXシリーズ」に取り組む
もう1つの戦略は、同じ級の「英検単熟語EXシリーズ」に取り組むことです。
このEXシリーズは、リーディング大問1語彙問題の選択肢として出題された英単語まで掲載されています。
例えば、もしあなたが英検2級のリーディング大問1の正答率を上げたい場合、パス単2級が終わったらこの「単熟語EXの2級(同じ級)」にも取り組むことをオススメします。
パス単とかぶっている単語もあるので、速いペースで学習できるはずです。
覚え方は「1つ上の級のパス単」も「単熟語EXシリーズ」も全く同じ
1つ上の級のパス単も単熟語EXシリーズも、覚え方はここまで説明してきたやり方と全く同じでOKです!
英検単語の覚え方の極意!コツをつかんでサクサク覚えよう!
最後に、英検単語を覚えるうえでの大切なポイントを2つお伝えして終わります。
英検単語は「毎日、イメージしながら触れるだけ」でいい。無理に覚えようとしない。
まず1つ目のポイントは、「覚えようとしないこと」です。
英検単語を覚えたいのに「覚えようとしないこと」ってどういうこと?
もちろんゴールは英検単語を覚えることですが、英検単語を「覚えよう、覚えよう」と意気込みすぎる生徒は、「全然覚えられない…」とモチベーションを下げて挫折しやすい傾向があります。
なので私は「単語は覚えようとしてなくていい」とよく話します。「とにかく毎日イメージしながら触れるだけでいい」と伝えます。
毎日イメージしながら英検単語に触れていれば、嫌でも覚えてしまうからです。
私もそうでした。英検1級単語を覚える過程で、今日お伝えしたやり方で毎日イメージをしながら単語に触れていれば、「覚えよう!」と意気込まなくても勝手に覚えちゃうんですね。
だから、「英検単語を覚えられない…」と一喜一憂するのではなく、「今日もしっかりイメージしながら英検単語に触れられたぞ!」という意識でいいのです。この学習を淡々と続けていれば嫌でも英検単語は覚えられますから!
「蛍光マーカー」や「付箋を貼ったり」は極力しない
たまに単語帳を蛍光マーカーだらけにしたり、付箋を貼りまくったりする人がいます。
もちろんこうしたやり方で覚えられない単語を印象付けたり、付箋を貼った単語だけ復習するのは無駄ではありません。
ただ忘れていけないのは、「蛍光マーカーを引いたり、付箋を貼ったりしている時間は英単語を覚えている時間には入らない」ということです。
たまにこうした作業に没頭するだけで、「自分は今、英単語を覚えている」と思い込んでしまう人がいます。それは違います。ただ、印をつけているだけなのです。
英単語は毎日イメージしながら単語帳で触れ、そして英検過去問など異なる場所でも何度も出会うことで覚えていきます。蛍光マーカーや付箋で印を付けているだけでは、当たり前ですが英単語は覚えられません。
であれば、蛍光マーカーや付箋で印を付けたりする時間があるなら、さっさと1日100〜300単語に毎日のようにイメージしながら出会ってしまった方が速いです。
蛍光マーカーや付箋を貼るといった学習も否定はしませんが、「印を付ける時間は英単語を覚える時間にカウントされない」ということだけは忘れないでください。
英検単語の覚え方をマスターして目標級に合格しよう!
今日は英検単語の覚え方をかなり具体的に解説しました。
今日お伝えした覚え方を実践して、英検合格を目指して英単語を暗記していきましょう。
もちろん英検に合格するためには単語を覚えるだけでは足りません。
英検は英語4技能試験。
単語はあくまで基礎スキルです。その上にリーディングやリスニング、ライティングにスピーキングといったスキルを積み上げて行く必要があります。
英検に合格したいけど何から始めればいいのかわからない…
自分に合った教材や、勉強法がわからない…
どうしても英語の勉強が続かない…
もしこうしたお悩みがあれば、ぜひ一度無料オンラインカウンセリングでお話をお聞かせください。
あなた(生徒)の今の英語力を分析し、目標の英検級に合格するための具体的な方法をお伝えできます。
もし、英検に受かるためにトータルで学習サポートが必要であれば、完全オーダーメイドの英語4技能コーチングでのご支援も可能です。
英検に合格するための全てをコーチングできますのでご興味あればぜひご相談ください。
正しい学習法を継続さえすれば、必ず英語はできるようになります。日本国内でCEFR C1レベル(英検1級・TOEFL iBT 100点・TOEIC900点)も達成できます。
今回お伝えした英検単語の覚え方もぜひ実践していただき、英検合格を目指して英語力を高めていってください!
最後までお読みいただきありがとうございました!