そんな風に悩んでいませんか？

結論から言うとシャドーイングはめちゃくちゃ効果あります。

私もシャドーイングをかれこれ１５年続けてます。

そのおかげで英検１級・TOEIC900点・TOEFL iBT 100点が取れました。英語も話せるようになりました。

もしシャドーイングに出会っていなかったら、私は英語が話せるようになってません。これは断言できます！

それぐらい効果が高いシャドーイングです。ですが・・・

条件付きです。

その条件とは「効果的なやり方で取り組めばシャドーイングはとても効果がある」ということ。

逆に言うと、間違ったやり方に陥るとその効果は激減します。

「シャドーイングがうまくできない…」「シャドーイングで効果が出ない…」

そんな風に悩んでいるなら、やり方が間違っているかもしれません。

そんなあなたにオススメなのが、ステップに分けてシャドーイングに取り組むこと。

今日はそのステップの中でも、「テキストシャドーイング」のやり方を詳しく解説します。

シャドーイング歴１５年、独学英検１級保持者である私の実演動画付きなので、ぜひ最後まで読んでみてください。

なぜシャドーイングがうまくできないのか？

シャドーイングがうまくいかない原因は次の３つのうちのどれかです。

シャドーイングは、「音」「文字」「意味」の３つを同時に扱う難易度の高い学習法。

だからシャドーイングは、ステップ別で取り組む必要があるのです。

ステップに分けてシャドーイングに取り組もう

以下のステップに分けて行えば、誰でも効果的なシャドーイングに取り組むことができます。

この「ステップ式シャドーイング」をマスターしてしまえば、基礎レベルから英検１級・TOEIC900点・英語ペラペラレベルまでずーっとあなたを支えてくれます。

今日はステップ式シャドーイングのうち、「①リスニング」と「②テキストシャドーイング」のやり方を説明します。

まずは何度かリスニングしてみよう

シャドーイングに取り組む前に、まずは何度か英語音声をリスニングしてみましょう。

ここでのポイントが２つあります。

聞き逃しても全体の内容を推測してみる【１回通しで聞くフェーズ】

まずは通しで英語音声を一度だけ聞いてみましょう。

この時のポイントは、たとえ聞き逃しても全体の内容を推測してみること。

あなたが英語をリスニングするとき、全ての音を聞き取れることはまずありません。

実は私たちは日本語でも全ての音を細かく聞き取っているわけではないのです。

雑音などで相手の言っていることが途中聞こえなかったりする。それでも日本語なら問題なくコミュニケーションが成り立ちます。なぜでしょう？

それは前後の文脈から全体の内容を推測しているからです。

英語も同じ。ところどころ聞き逃しても「こんなこと言っているんじゃないかな〜」と全体の内容を推測する練習をしてみましょう。

聞き取れない箇所を意識にのぼらせる【何度か聞くフェーズ】

一度通しでリスニングしてみると、もちろん聞き取れない箇所があると思います。

聞き取れない箇所は何度か聞き直してみましょう。

そうすると聞き取れることもあれば、何度聞いても聞き取れないこともあります。

この、「何度聞いても聞き取れない音」を発見していく作業がとても大切です。

なぜならそれは、あなたの脳が「この音は聞き取れないよ！」と意識し始めているサインだから。

「何度聞いても聞き取れない箇所」を聞き取れるようにしてくために行うのが「テキストシャドーイング」です。

テキストシャドーイングの学習効果を高めるためにも、「聞き取れない音」を意識化させましょう。

ORCを使ったリスニングのやり方

シャドーイング教材でお勧めなのが「Oxford Reading Tree（ORT）」というイギリス発の絵本教材です。

ここからはORCアプリを使った「リスニング」のやり方を説明します。（ORCを使っていない人は読み飛ばしてもらってOKです！）

ここまでできたらORCを使った「リスニング」は完了です。

テキストを見ながらシャドーイングしてみよう

何度かリスニングできましたか？聞き取れない音が意識化されてきましたか？

そしたらテキストシャドーイングに移っていきましょう。

テキストシャドーイングのやり方

シャドーイング歴１５年・独学英検１級の私が実演してみた

実際にORCを使ったテキストシャドーイングを私がやってみます。

そうした点に着目しながら動画を見てみてください。

テキストシャドーイングのポイント

テキストシャドーイングのやり方はわかりましたか？

さて、テキストシャドーイングを行う時のポイントが３つあります。

「正しい音」と「文字」を結びつけていく意識でシャドーイングする

テキストシャドーイングでは、「正しい音」と「文字」を結びつけていきます。

どういうことでしょう？

例えば、以下の英語はどのように発音しますか？

I got it.

これをカタカナ発音すると「アイ ゴット イット」になります。

でも、実際にはそんな風には聞こえません。

あえてカタカナ表記するなら「アィガレッ」とかそんな風に聞こえるはずです。

しかし、もしあなたが音を使わずに英語を学んできてしまっていたら、あなたの脳にはカタカナ発音がこびりついてしまっています。

そうなるとあなたの脳は「『I got it.』は『アイ ゴット イット』と聞こえるに違いない」と思い込んでいるわけです。

しかし英語を聞くと「アィガレッ」と聞こえる。だからあなたの脳は「ん？今なんて言った？」と聞き逃すわけです。

そしてテキストを確認すると「I got it.」と書いてある。それを見てあなたは「『I got it.』って言ってたのか〜」と気付く。

この気づくプロセスがとても大切。こうした気づきによってあなたの脳は「正しい音」と「文字」を結びつけていくからです。

テキストシャドーイングではこうした気づきを通して、あなたの脳が正しい音を学習しているわけですね。

テキストシャドーイングでは「正しい音」と「文字」を結びつける意識で行う

テキストシャドーイングでは「意味」は考えない

なぜなら、テキストシャドーイングの段階で「意味」も考えようとすると学習効果が下がってしまうから。

私たちの脳は同時に処理できる容量が決まっています。

例えば同時に３人の人に話しかけれたらあなたはどうなりますか？

「理解できないから一人ずつ話して！」ってなりますよね？

これは情報量が多すぎて脳が対応できなくなっている状態。

「音」と「文字」を結びつけることでいっぱいいっぱいなのに、いきなり意味も理解しようとすると同じことが起こります。情報量が多すぎるからです。

だから私はステップに分けてシャドーイングに取り組むことをオススメしているわけです。

テキストシャドーイングではとにかく「音」と「文字」に集中する。「意味」の理解は後回し。

今後のステップで意味の理解はしっかり行なっていくので、今は「音」と「文字」のみに集中してテキストシャドーイングに取り組みましょう。

いきなり「意味」も理解しようとしながらテキストシャドーイングをする

「音」と「文字」だけに集中してテキストシャドーイングをする

歌詞を見ながら歌うように、マネしてシャドーイングする

好きな曲の歌詞を見ながら歌ったことはありますか？

抑揚、声の出し方、音程。そういったことを意識して、マネしながら歌うと思います。

シャドーイングも同じ。ポイントは「モノマネ」することです。

英語音声になりきって、繰り返しテキストシャドーイングに取り組んでみましょう。

棒読みやカタカナ発音でシャドーイングする

まるで歌詞カードを見ながら歌うように、音声をマネしながらシャドーイングする

ORCを使ったテキストシャドーイングのやり方

ORCを使ったテキスとシャドーイングのやり方についてご説明します。（ORCを使ってない人は読み飛ばしてしまってOKです！）

テキストシャドーイングのゴール

テキストシャドーイングに取り組む時、必ず以下のゴールを意識して取り組んでみましょう。

「スラスラ」とは、途中でつっかえたり、ゴニョゴニョとごまかしたりしないでシャドーイングができることを意味しています。（私の実演動画を参考にしてください）

「リスニング」と「テキストシャドーイング」のやり方まとめ

今日お話しした「リスニング」と「テキストシャドーイング」のやり方をまとめておきます。

それでもうまくテキストシャドーイングができない？

いかがでしたでしょうか？

今日はテキストシャドーイングのやり方をご説明しました。

シャドーイングはとても効果がありますが、やり方を間違うとうまく英語力が伸びていきません。

シャドーイングはステップで分けて、ひとつひとつ丁寧に取り組んでいくのがポイントです。

もしそれでも、

そうしたお悩みがあればぜひ、ライフスタイル型英語スクール「リフイングリッシュ」にご相談ください。

英語が話せるようになるためには、

この４つを意識して、あなたに合ったライフスタイルを作っていくことが大切です。

リフイングリッシュではそんな英語学習者の方をLINEでナビゲートしています。

＼ 詳しくはこちら ／

リフイングリッシュでは、基礎から英検１級・TOEIC900点・英語が話せるレベルを目指すことができます。

今日お伝えしたテキストシャドーイングにも取り組みながら、あなたに合ったライフスタイルを一緒に作っていきましょう！